筆者が以前から気になっていたスマホ「vivo NEX Dual Display」。ヤフオクで中古品を入手したので、実機をチェックする。
裏・表に2画面搭載
「vivo NEX Dual Display」は、前面と背面に2枚のディスプレイを備えたスマホだ。
両面ディスプレイ搭載
— PC人間 (@pcningen) August 16, 2022
奇跡のド変態スマホ「vivo NEX Dual Display」購入!! pic.twitter.com/NxljX6HI4J
SoCはSnapdragon 845を採用し、10GBのメモリ・128GBのストレージを搭載。発売日は2018年12月と少々古いが、2022年現在でも実用に足るスペックといえる。
前面
前面は6.39インチの有機ELディスプレイ。インカメラがない完全ベゼルレスデザインとなっている。
背面
背面ディスプレイは、一回り小さい5.49インチだ。
両側面に電源ボタンが配置されており、常にナチュラルに操作できるよう配慮されている。
上部には、2眼のインカメラ兼アウトカメラとToFセンサーが見える。
購入した理由
本機を購入した理由は、「両面ディスプレイを搭載している」という点だけではない。「OriginOS 1.0」を手元に置いておきたいからだ。
OriginOS 1.0が好き
「vivo NEX Dual Display」は、Android 11ベースのカスタムUI「OriginOS 1.0」を搭載している。
記事執筆時点で、すでに後継である「OriginOS Ocean」や「OriginOS 3」の配信が開始されているが、本機はアップデートの対象外となっている。
「OriginOS 1.0」と「OriginOS Ocean」では、UIやアニメーションが少し異なる。
例えば、「OriginOS 1.0」では、アプリ起動状態からタスク画面移行時に、はじめから背景のぼかし効果がかかっている。一方の「OriginOS Ocean」は、徐々にぼかす仕様に変更されている。(伝わりますか‥?)
大変細かい部分ではあるが、個人的に前者の方が自然で良いと思う。
気持ち良いアニメーションを追求している(?)筆者にとって、「OriginOS 1.0」搭載機を手元に置いておきたい、というわけだ。
メジャーアップデートこそされないものの、バグ修正や改善は発売から4年近く経過した今でも行われている。
ソフトウェアも良く出来ている
”キワモノ”的な側面が強い機種だが、ソフトウェア面も工夫されている。
前面・背面でそれぞれ別のホーム画面を作れるため、仕事用/プライベート用といった使い分けも可能だ。
[設定 > 動的効果]から、アニメーションを細かく指定できる。素晴らしい!
ソシャゲみたいなタッチエフェクトを出す遊び心、嫌いじゃない。
まとめ
本記事では、「vivo NEX Dual Display」の実機レビューと購入した理由について見てきた。
両面スマホや折りたたみスマホ、ポップアップカメラなど、2018年後半~2019年に登場したスマホは本当にワクワクしたし、面白い機種が多い。
各メーカーには今後も、我々ガジェット好きが飛びつくような製品を開発してほしい。
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