SoftBankは、2024年7月5日に新トクするサポート(スタンダード)対象機種の価格内訳改定を実施。
以前より同プログラムで提供されていた「iPhone 15」128GBモデルが、機種変更や端末のみ購入でもさらにお得に入手できるようになった。
機種変/端末のみ「22,008円」
SoftBankのiPhone 15 128GBモデルが、2年返却プログラムである「新トクするサポート(スタンダード)」の加入・適用で、月々917円・総額22,008円の機種代金負担額となる。
この価格はオンラインショップ割などの各種割引適用前のものであり、端末のみ購入時や既存ユーザーの機種変更の場合も同価格となる。
最終的に端末が手元に残らないとはいえ、最新機種が2年間22,008円で使えると考えれば、十分にお得と言えるだろう。
- 故障・破損で回収時に査定条件を満たさない場合、22,000円の費用を請求される場合がある。
- 「新トクするサポート」の種類(「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」)のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決定される。
- 対象機種は随時追加または変更される。
- それぞれの対象機種及びプログラム詳細はソフトバンクの公式ウェブサイトを確認のこと。
MNPや一括価格は変わらず
iPhone 15の現金販売価格(定価)は145,152円と変わらず、他社から乗り換え(MNP)や一括で購入する際の金額に変更はない。
(参考:SoftBank「iPhone 15」が2年総額1万円台に!1円は廃止も今が買い時かも)
2年後返却時に支払いが免除される残価相当額が109,008円から123,144円に増えるとともに、乗り換え特典分が減額されたため、回線契約を伴わない機種購入の実質負担額が下がった形だ。
2年後返却の場合
- 乗り換え「月々590円・総額14,160円」
- 端末のみ/機種変更/新規契約
「月々917円・総額22,008円」
22,0xx円というと、昨年末の割引規制前における「1円スマホの端末のみ価格」を想像する方も多いだろう。
今回も乗り換えで1円いけるのでは?と思われるかもしれないが、割引等の上限が44,000円である現規制下では厳しいと言える。
SoftBankが公表している資料によると、25ヶ月目における買取予想価格は87,000円であり、残価(123,144円)との差額は36,144円となる。当該部分は割引と同様の扱いとされるため、最大でも7,856円しか値引きができない。
現に、オンラインショップ割は7,848円に設定されており、法定上限ギリギリまで価格を下げていることが分かる。
総務省の有識者会議では、通信事業者が予想する買取市場価格の算定についてガイドラインを定めるとしている(参考)。厳格化により、返却プログラム利用時の実質価格が上がる可能性もあるため、今後の動向を注視したいところだ。
iPhone 14「1円」は継続
一世代前の「iPhone 14」に関しても、2年後返却時の残価と割引の金額が変更されている。
128GBモデルを乗り換えで契約した場合の月々1円・総額24円は以前と変わらず。
新規/機種変/端末のみ契約時は月々917円・総額22,008円と、iPhone 15と同額になった。
新トクするサポートでは、返却をせずに残価を支払い、端末を使い続けることも可能。そのようなケースでより安く済ませたい場合は、敢えて型落ちであるiPhone 14を選ぶのもアリだろう。
Image Source:オンラインショップ
詳細や最新情報はソフトバンクの公式ウェブサイトを確認のこと
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