iPhone 15 Pro「機変36円」1年返却の対象拡大も2年返却は実質値上げへ【注意点盛りだくさん】

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SoftBankが提供する新トクするサポート(プレミアム)を利用した「iPhone 15 Pro」の機種代金が月々3円・総額36円となっている。

iPhone 15 Proが乗り換えで24円(店頭では12円)となる施策は2024年4月より行われていたが、今回は機種変更や新規契約も対象だ。

以前との比較は以下のとおり。

SoftBank
オンラインショップ
以前(~7/24)現在(7/25~未定)
定価185,760円185,760円
割引-43,968円0円
1年返却時残価141,768円185,724円
1年返却時
機種代金
24円
(2円×12回)
36円
(3円×12回)
1年返却時
諸費用込総額
34,744円34,756円
2年返却時
諸費用込総額
47,268円61,944円
iPhone 15 Pro 128GB ※諸条件は後述

回線契約の特典分である割引が廃止され、その分の金額が残価相当額に割り当てられた。そもそも割引がないため、契約種別にかかわらず同額となったわけだ。

逆に、2年間使用後に返却するパターンでは約1.5万円の値上げとなった。

新トクするサポート(プレミアム)における価格のカラクリは基本的に変わらないが、本記事では必ず知っておきたい注意点に絞って解説する。

以前の記事で仕組みを詳しく解説しています!
– iPhone 15 Proが1円!罠だらけの「新トクするサポート(プレミアム)」のカラクリを解説

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1年返却「月々3円・総額36円」

画像:SoftBankオンラインショップ

SoftBankの返却プログラムである「新トクするサポート(プレミアム)」の加入・適用が条件。13ヶ月目に機種本体を返却した場合、残りの割賦代金の支払いが免除されるため、iPhone 15 Pro 128GBモデルが月々3円・総額36円となる。

ただし、新トクするサポート(プレミアム)を利用し、上記価格を実現するためには「あんしん保証パック」および「早トクオプション利用料」が必要。

  • あんしん保証パック(13ヶ月分) … 22,620円
  • 早トクオプション利用料 … 12,100円

1年後返却を利用する際は、機種代金(36円)のほかに最低でも34,720円の費用が発生する計算だ。

また、回収時の査定により22,000円を請求される可能性がある点も変わらず。

  • 機種購入時に加入した「あんしん保証パック」を特典利用申込時まで継続加入する必要がある。
  • 故障・破損で回収時に査定条件を満たさない場合、22,000円の費用を請求される場合がある。
  • 「新トクするサポート」の種類(「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」)のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決定される。
  • 対象機種は随時追加または変更される。
  • それぞれの対象機種及びプログラム詳細はソフトバンクの公式ウェブサイトを確認のこと。

2年返却「総額61,944円」

新トクするサポート(プレミアム)では、25ヶ月目に返却する選択肢もある。

その場合は、(3円×12回)+(5,159円×12回)=61,944円となる。あんしん保証パックは未加入でも可。

以前は47,268円であり、2年返却する場合は14,676円の負担増となってしまった。

また、純粋な割引分がなくなったため一括購入する際も43,968円の値上げ。

端末のみ購入は不可に?

新トクするサポート(プレミアム)自体は、回線契約の有無にかかわらず加入できるはずなのだが、iPhone 15 Proは端末のみ購入専用ページの一覧から除外されている。

最近のSoftBankは、一括特価などお得度の高い機種の端末単体購入を不可としているケースが散見される。

画像:ヨドバシカメラ

(「キャンペーン適用有無に関わらず端末のみでの販売はございません」との表記が確認できる)

iPhone 15 Proがこれに該当するかは調査が必要だが、気軽に端末のみ購入ができないのは時代に逆行してはいないだろうか。

※詳細や最新情報はソフトバンクの公式サイトを参照のこと

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