iPhone 16 返却込み実質価格を家電量販店で調査！SoftBankは機変で月々3円

新型「iPhone 16」シリーズ発売後はじめての週末、実店舗やWebにてさっそく値引き施策が行われている。

2024年現在、おトクなスマホの買い方として定着しつつあるのが、返却プログラムを利用した実質レンタル方式だ。

iPhone 16 128GBモデルに各種値引きを適用し、約2年後に端末を通信キャリアに返却した場合の端末代金負担額は以下のとおり。

※各種値引き、ポイント還元込の実質価格
※適用条件は各事業者により異なる

本記事は、キャンペーンの実施状況を家電量販店とオンラインで調査したレポートとなる。

SoftBank「1年返却総額38,686円」

SoftBankでは、新トクするサポート（プレミアム）の加入・適用で、機種代金の実質負担を軽減できる。

新トクするサポート（プレミアム）とは、端末を48回払いで割賦購入した上で機種を返却した場合に、残額の支払いが免除されるプログラムの名称。

約1年後返却と2年後返却の2ケースが想定されているが、前者の場合、iPhone 16 128GBモデルの機種代金が月々3円・総額36円となる。

機種自体の割引は無く、他社から乗り換え(MNP)と新規契約・機種変更のいずれも同額。端末のみ購入は不可。

同プログラムで1年返却する場合、保証およびオプション使用料が掛かるため、機種に係る費用は合計で38,686円発生する。

そのほか、店頭では契約事務手数料(3,850円)が必要(オンラインショップでは当該料金は不要)。また、故障・破損等で査定条件を満たさない場合は、別途22,000円を請求される可能性がある。

約2年後に返却するパターンを見ていこう。

機種代金は、(3円×12回)+(4,039円×12回)=合計48,504円。保証・オプション料は発生しないため、純粋に2年間の代金を支払う形になる。

なお、購入時に「あんしん保証パック」に加入しない場合、1年で返却することはできなくなる。1年と2年の差は1万円程度と小さいため、保証が不要な方ははじめから2年使用を想定しても良いと思う。

NTTドコモでは、契約種別により値引き額が異なる。

他社から乗り換え(MNP)はeximoかirumo(3GB以上)、22際以下の新規契約はeximoに加入する必要あり。

機種変更でeximo ポイ活プランに加入した場合は11,000円引きされる。

プランは、後日ahamoに変更することも可能。

「いつでもカエドキプログラム」を利用して23ヶ月目に機種を返却した場合の実質負担額は以下のとおり。

iPhone 16 128GBモデル
定価:145,200円

実店舗で3,850円の契約事務手数料が掛かる点はSoftBankと同一。

auでは、乗り換え・新規・機種変更のいずれも5,500円引き。

2年返却型の「スマホトクするプログラム」利用でiPhone 16 128GBが月々2,271円・総額52,250円。

楽天モバイルの返却プログラム「買い替え超トクプログラム」を利用してiPhone 15 128GBを分割購入し、25ヶ月目に端末を返却した場合、機種代金は月々2,952円・総額70,848円となる。支払い方法は楽天カードのみ。

加えて、返却時に事務手数料が3,300円掛かる。

「他社から乗り換え&初めてプラン申込」と「対象製品購入&初めてプラン申込」でそれぞれ6,000ポイントづつ、計12,000ポイントが進呈されるため、実質総額は58,848円になる計算だ。

ただし、楽天回線を使いたい場合、同時開催中の「三木谷キャンペーン」のほうがおトク度が高い。過去歴あり、複数回線も可能で、MNP時14,000ポイントが進呈される。詳細は別の記事で解説している。

アイキャッチ画像:ヤマダデンキ(SoftBank)