難解な「コルセアRGB制御」配線方法を解説!

コルセア iCUE RGB 配線方法 自作PC

難解なコルセア(CORSAIR)のRGB制御の接続。

筆者が自作PCで実際に行った「配線方法」をまとめた。

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コルセアパーツの基本

自作PCにおけるLEDライティングといえば「CORSAIR」ではないだろうか。

自作PC2021

さまざまなパーツをコルセア製品で揃えることにより、統一感のある演出が可能だ。メモリや簡易水冷、ケースといった組み込みパーツ以外にも、マウスやキーボードも販売されている。

制御ソフト「iCUE」

コルセア製パーツは統合管理ソフト「iCUE」で一括制御できる。

光りかたのほか、ファンや水冷ポンプの回転数制御ができる。

ダウンロードは以下のリンクから行える。

コルセアRGB端子

コルセアの独自規格。平たく、抜け防止用の爪がある。

マザーボードによっては標準搭載するが、一般的には後述のコントローラーを使う。

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ファンハブ

画像左上の基盤。一般的な4ピンのハブとなる。ファンへの電源・制御信号を送る役割。ケースに付属する場合が多い。

Lighting Node CORE

コルセア用のRGBLEDのハブ。

右中央が、Lighting Node CORE。RGB制御用のコルセア独自端子だ。単体購入した場合、黒いプラスチックで覆われている。ケース付属品の場合、画像のように基盤むき出しになっている。

Commander CORE

下にあるのがCommander CORE。ファンハブとRGBハブ、両方の機能を持つ。温度計接続用の端子も1基ある。

Lighting Node PRO

LEDストリップを購入した際に付属した。コルセア独自端子を2基搭載。

Commander PRO

4ピンファンコネクタ×4、温度センサー用コネクタ×4、RGBコネクタ×2、内部USB2.0ハブを備える。コルセア製コントローラーの最上位に当たる。今回は使用せず。無くてもなんとかなる。

配線方法

CORSAIR iCUE RGB 配線方法

配線方法を図式化したものだ。基本的に、マザーボード端子に直接繋がずに、コルセアのコントローラーを通して接続することを意識すればOKだ。

コルセア 配線 凡例
凡例

ファンハブ

ファンハブ 配線

ケースファン×3、ラジエーターファン×3の電源をファンハブに接続する。

ファンハブへの電源供給はSATA電源で行う。

Lighting Node CORE

Lighting Node CORE 配線

RGBファンのLEDコントロール用の配線を行う。ケースファン,ラジエーターファンから伸びる「RGB LED」のラベルがついたケーブルを、Lighting Node COREに繋ぐ。

Lighting Node COREへの電源供給はSATAケーブルで電源ユニットから直接取る。

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Commander CORE

Commander CORE 配線

ここが一番難解だろう。前述の通り、ファンハブとRGBハブの2つの機能を備える。

はじめに、USBケーブルでマザーボードのUSB2.0ピンヘッダと繋いでおく。

次に、水冷ヘッドから伸びるケーブルのひとつをCommander COREに接続。同時にもう一つの3ピンをマザーボードの「CPU_FAN」に挿す。

「ファンハブ」を「Commander COREのファン端子」に接続する。

SATA電源と同時に、電源ユニットにもRGBファンがあるので、こちらに接続する。

7つめ以降の追加ファンがある場合には、Commander COREのファン/RGBハブに直接挿す。(マザーボード「CHA_FAN」端子では、iCUEによる制御ができなくなる)

Lighting Node PRO

Lighting Node PRO 配線

Lighting Node PROで同梱のLEDストリップを制御。電源はSATA接続で、マザーボードにはUSB2.0で繋ぐ。

Commander PRO

Commander PROは今回使用しなかったが、基本的な使い方は上記パーツと同様である。コレを母艦にRGBハブを増やすことで、12基のファン制御ができる。

また、USBハブが2基付いており、マザーボードのUSBピンヘッダ不足を補える。温度計も4つ増設可能だ。

メモリ

メモリに関しては、スロットに挿すだけでRGB制御ができるようになる。

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まとめ

理解するのに時間がかかるコルセア製パーツの配線。

一度慣れてしまえば、容易にカスタマイズができる。

パーツのバリエーションも多く、統一感を持たせられるのもコルセアの魅力だろう。

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