LGが2022年6月に新発売したゲーミングモニター UltraGear「27GP95R-B」を購入した。
- RTX3060で4K144Hz×2枚出力
- 高リフレッシュレートとHDRの両立
により、最強のデスク環境を目指す。
LGのゲーミングモニター「UltraGear」
- LG ゲーミングモニター UltraGear「27GP95R-B」
- 購入時の実質価格:99,818円
- 27インチ
- Nano IPSパネル
- 4K 144Hz
- 応答速度1ms
- DisplayHDR 600
- NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium Pro
- 表示色:10.7億色
4K解像度やHDR、10.7億色の表示色に対応し、高品質な映像表現を実現。
リフレッシュレートは144Hz(OC160Hz)で、応答速度1ms、NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium Pro認証済みといった、ゲーミング機能も詰め込まれている。
記事執筆時点での価格は10万円前後と、コスパも良好だ。
開封・設置
到着したので、早速開封していく。

同梱品

付属品は、本体とスタンド、ケーブル、説明書類。
1.5mのHDMI、DisplayPortケーブルが同梱されている。
本体デザイン

入力は、DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2。USBポートも用意され、ハブ機能を有する。

100×100mmのVESA規格に対応。今回は、別途購入したHPのモニターアーム「BT861AA」に取り付ける。詳細は、以下の記事をご覧いただきたい。
4K144Hz+HDR デュアルモニターで快適!
同製品を2つ設置した様子。

GPUは「RTX 3060」を使用しているが、問題なく4K144Hzで2枚のモニターに出力できた。
10.7億色の表示色、DCI-P3 98%、DisplayHDR 600にも対応する文句なしのスペック。とにかく発色が良く、目が疲れない。
HDRと144Hzリフレッシュレート、Adaptive-Syncによる表示の最適化を両立できる。

約5mmの狭額ベゼルで、マルチモニターでも違和感がない。
ウルトラワイドモニターと迷ったが、16:9のコンテンツをピッタリ表示できるので良い。こちらにして正解だったと思う。
60cmデスクに27インチは大きすぎない
筆者は、奥行き約60cm(正確には59cm)のデスクを使用している。
27インチの本製品購入にあたり、「モニターが近すぎないか」「大きすぎないか」が懸念点であった。

結論としては、ちょうど良い!
モニターアームを併用し、壁ギリギリに設置することで距離を確保。 また、ディスプレイ位置を下げられるため、自然な目線位置を実現した。
27インチというサイズも、”圧倒的情報量”という感じで最高だ。4K解像度のため、ドット感も全く感じない。
良い点・悪い点
- 4K144Hz+HDRを両立
- 圧倒的な発色
- 狭額ベゼル
- 使いやすいジョイスティック式コントローラー
- OC160Hz×2は不可?
- 厚みでモニターライトが設置できない
良い点に関しては、前述の通りだ。
本体下側面に設定変更・入力切替用のジョイスティックを搭載。これが案外使いやすい。
OC160Hz×2は不可?
モニター側からリフレッシュレートをオーバクロック(OC)最大160Hzに設定可能。
しかしながら、筆者の環境では160Hz×2枚の表示はできず、片方の画面が暗転してしまった。
また、OC時にはAdaptive-Syncを有効化できない。
厚みでモニターライトが設置できない
最厚部は5.4cmほどあり、モニターライトやWebカメラが必要な場合には、要注意だ。

天面のわずかな溝に噛ませることで(無理やり)何とか設置できた。
関連記事:【2台同時操作】マルチモニターに最適「Elesense ライトバー」レビュー!
まとめ:ゲームをしない人にもおすすめ

ゲーミング用として販売されているUltraGear「27GP95R-B」だが、ゲームをしないユーザーにもおすすめできる製品だ。
滑らかな144Hzのリフレッシュレートは、ブラウザやファイルの閲覧時にも効果を発揮する。また、4K解像度や高品質なパネルで、作業効率の爆上げ間違いなし!
オフィス作業からHDRコンテンツ消費まで、あらゆる場面で活躍するディスプレイだろう。
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