”エルゴトロンOEM”として知られるHPのモニターアーム「BT861AA」。
エルゴトロン/Amazonベーシックとの違いをチェックするとともに、設置方法や使用感をレビューする。
HP シングルモニターアーム「BT861AA」
100×100mm・75×75mmのVESA規格に対応し、3.1~9.1kgのモニターを取付可能。
より高い配置の柔軟性を求め、2枚対応のデュアルタイプではなく、シングルタイプの本製品を選んだ。
評判の良い「エルゴトロン」のOEM品で、公式HPにもその記載がある。
エルゴトロン/Amazonベーシックとの違い
モニターアームについて調べていると、エルゴトロンLX・Amazonベーシック・HP(本製品)が候補として挙がる。
主な違いは以下の通りだ。
商品 | 価格(記事執筆時点) | 耐荷重 |
---|---|---|
HP「BT861AA」 | 10,781円 | 3.1~9.1kg |
Amazonベーシック | 11,273円 | 2.3kg~11.3kg |
エルゴトロン LX | 14,980円 | 3.2kg~11.3kg |
耐荷重に違いはあるものの、機能面はほぼ同等だ。いずれも、クランプ式・グロメット式の取付金具が付属する。
重量級のモニターをお持ちの方以外は、価格の安い「HP BT861AA」がおすすめと言える。
取付方法
ここからは、クランプ方式で実際に取付を行う。
本体は、台座部・中間部・上部に分かれている。
いくつかの金具が付属しているが、今回は使用しない。
- Step 1/6台座の取付
まずは、台座部を取り付ける。
適当な位置に挟んで、下から固定する。
台座の大きさは10cm強。
- Step 2/6
- Step 3/6モニター側に固定
モニターにアームをネジ止めする。
- Step 4/6上部アームを乗せる
モニターが付いた状態で、上部のアームを中間アームに乗せる。
表面はサラサラした質感 - Step 5/6フタをする
最後にフタをすれば完成。
- Step 6/6完成!
関節は、手で動かそうとしても固くて動かず心配になるが、モニターを乗せるといい感じになるので問題ない。
なお、外す時はモニターごと持ち上げれば良い。
壁ギリギリに寄せられる
デスクが小さく、奥行きが足りない、などの理由で壁際ギリギリにモニターを設置したい場合も多いだろう。
隙間やモニターの厚みにもよるが、壁から画面の前面まで16~18cm程度となる。
筆者は、27インチの4Kディスプレイを60cmのデスクで使用している。本製品を併用することで、近すぎず・高すぎない、最適な位置に調整できた。
詳細は、以下の記事に掲載している。
高さ・前後移動も自由自在
もちろん、前後移動も可能。60cmほど前に持ってくることもできる。
地面スレスレなど、高さも自由自在。適度な力で調整でき、重力で落下してくることもない。
ケーブル収納も可
中間アームの裏側に、ケーブル類の収納トレイがある点もGood Point。
まとめ
HPのモニターアーム「BT861AA」を購入して大変満足している。
やはり、最適な位置に微調整が可能な点は、最大のメリットと言えるだろう。
先日購入した4Kモニター「27GP95R-B」とともに、明日からの作業が一層捗りそうだ。
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