2022年のスマホ業界予想と期待すること

Android

2021年も残りわずかとなりました。あなたは今年、どんなスマホを買いましたか?この記事では、2022年のスマホや関連技術について大胆予測します。

内容には、筆者の個人的な期待が多分に含まれております。根拠のない希望的観測もあるので、ご留意ください。

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期待の新技術

2022年スマホへの搭載が期待される新技術を見ていきましよう。

範囲の広い超音波指紋認証

画像:Qualcomm

現在の画面内指紋認証は、Galaxyなど一部を除き光学式が主流です。

Qualcommは2021年に、新しい「3D Sonic Sensor Max」を発表しています。こちらは超音波読取方式で、認証範囲が広く速度が速いことが特徴です。

同技術は、既に「AQUOS R6」や「iQOO 8 Pro」に搭載されています。来年は、ハイエンドモデルを中心に採用例が増えるでしょう。

参考:Qualcomm

独自SoC搭載

10月に発売された「Google 6 Pro」には、自社開発チップ「Tensor」が搭載されたことで話題になりました。

この流れに、他社も追随すると予測されます。東洋経済ONLINEによると、OPPOが半導体の独自開発に着手したと報じられています。(投入時期は2023年とのこと。)

スマホの技術が成熟し差別化が難しくなる中、中枢とも言えるSoCで個性を出すのは、当然の流れと言えます。

また、画像処理用の専用ISP(Image Signal Processor) を搭載するスマホも増えるでしょう。個人的には、メインカメラ以外の望遠や超広角カメラで撮影された写真のクオリティ向上に期待したいです。

参考:東洋経済ONLINE

可変絞り/連続ズーム

先日発売されたばかりの「Xperia PRO-I」では、F2.0とF4.0を切り替え可能な「可変絞りカメラ」が搭載されました。

実際、1/1.3型センサーの「vivo X60 Pro+」を使っていると、不要な背景ボケが発生し、使いづらい場面があります。背景ボケをハードウェアで調整可能になれば、より活用の幅が広がります。

ちなみに、「Galaxy Fold」など以前のGalaxyには可変絞りが搭載されていましたが、現在は廃止されています。Xperiaの例からも、課題は製造コストであることが伺えます。再び搭載の流れが来れば、規模の利益によりこの問題は解決されるでしょう。

画像:vivo

また、小型連続ズームレンズも見てみたいです。コンセプト機「vivo Apex 2020」では、5~7.5倍の無段階ズームを実現していますが、未だに製品化されていません。そろそろ、市場投入の時期ではないでしょうか。

カメラ機能がスマホ選定要因の大部分とも言える昨今ですが、さらなる進化に期待したいです。

参考:vivo Global

200W急速充電

日本でも発売された「Xiaomi 11T Pro」は、120W出力により、約15分で充電が完了します。

2022年は、さらなる急速充電が登場するかもしれません。

いずれも披露目的のコンセプト機ですが、Infinixは160W、Xiaomiは200Wの充電技術を発表済みです。後者はなんと8分で0%-100%までチャージできます。

技術自体は確立されていることから、いつ市場に投入されてもおかしくないと言えます。

参考:ITmedia,GSMArena

空間無線充電

数メートル程度の距離が離れていても給電可能なワイヤレス電力伝送技術。東大やドコモが研究成果を発表しています。

まだR&D段階かと思っていましたが、スマホメーカーのXiaomiが同技術を披露したことで、一気に現実味を帯びてきました。来年には、ぜひとも実用化してほしいところです。

参考:ITmedia,Impress,Forbes

バッテリーのイノベーション

最近のスマホのスペックは頭打ち、なんて言われますが、私はそうは思いません。バッテリーに関して、現在の主流はリチウムイオンバッテリーですが、その基本的な仕組みはスマホ登場以来殆ど変わっていないそうです。

体積比・重量比どちらで見ても、本体の大きな割合を占めるバッテリー。革新的な技術によりボトルネックが解消すれば、スマホの機能もさらに増やせるようになります。

これに関しては、来年すぐに、という訳ではありません。ですが筆者は、今後十年くらいで確実にイノベーションが起こるだろうと予想しています。例えば、「全固体リチウム硫黄電池」などが挙げられます。さて、関連株でも買っときましょうか…

巻取り式スマホ

2022年の本命はコレ。収納された画面が伸びる「ローラブルスマホ(巻取りスマホ)」。折りたたみ式に対抗するフォームファクターになりそうです。

LG Rollableが2021年中に来るかも?なんて言われてましたが、結局その前に事業撤退してしまいましたね。

画像:OPPO

OPPOのコンセプト機「OPPO X 2021」も出たことですし、もう間もなくだと思いたいです。ただし、超高額間違いなしです。30万円以下なら御の字…といったところでしょうか。今から貯金頑張ります。(ちなみに初代Galaxy Foldは約34万円で入手しました。)

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これが2022年スマホのスペックだ!

2022年の最強スペックスマホです(適当)!

SoCDimensity 9000
メモリ20GB LPDDR5X
ストレージ1TB UFS 3.1
ディスプレイE5 AMOLED 165Hz/1000Hz
メインカメラ150°超広角
可変絞り標準
OIS付きポートレート
200倍ペリスコープ望遠(ズームレンズ)
インカメラUnder Display Camera
バッテリー200W 5000mAh
※個人的願望です

敢えて「Snapdragon 8 Gen 1」ではなく「Dimensity 9000」にしてみました。上位機種にはMediaTek製、下位機種にはUNISOC製SoCの採用例が増えるでしょう。

また、フラッグシップモデルには画面内カメラを標準装備してほしいです。

個人的に買いたいモノ

現時点で個人的に買いたいスマホ・ガジェットを挙げておきます。

  • realme GT 2 Pro
  • OPPO Find X4(X5) Pro+
  • Pixel 7 Pro
  • vivo X90 Pro+
  • 巻取りスマホ
  • iPhone 14 Pro
  • Apple Watch Series 8 チタンモデル

あと、PC用の4Kモニター×3も欲しいです。とりあえず100万円くらいで足りるでしょうか…
基本的に売却はしない主義なので辛いです。

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まとめ

この記事を最後まで読んでくれたあなたは、立派なガジェットオタクだと(勝手に)認定します。

こうして技術動向等を見ていると、2022年のスマホ業界も面白くなりそうですね。この予想が、どこまで正解するか、一年後に答え合わせしましょう。

それでは、良いお年を。

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