NiceHashのマイニング報酬のビットコインをバンドルカードに出金してみた。
NiceHash→バンドルカードはできる?
答:直接はできない。取引所を経由すれば可能。
バンドルカードのビットコインチャージ機能を使い、NiceHashのWallet残高から、直接送金すれば良いのでは?と思われるかもしれない。しかしながら、バンドルカードでは40分以内に手続きを完了させなければならないため、時間オーバーになると考えられる(NiceHash出金には最大24時間程度を要する)。
そのため、海外暗号資産(仮想通貨)取引所の「Binance(バイナンス)」を経由させることで、確実にバンドルカードへ入金する。
NiceHashからバンドルカードに出金する方法
NiceHash → Binance → バンドルカード
の流れで資金を移動させる。
NiceHashからバイナンスに送金
NiceHashのウォレットからバイナンスへ送金する。
バイナンスアプリで出金、Bitcoinを選択。入金用のアドレスをコピーしておく。
NiceHashアプリ(またはWeb)を開き「Withdraw」をタップ。
「Add new BTC withdrawal address」に移動する。
- 「Wallet Address」… 先程NiceHashでコピーしたアドレスを貼り付け
- 「Wallet Name」… 識別用に任意の名前を付ける(なんでもOK)。
登録したアドレスにBTCを送付し、取引が承認されれば、バイナンスに入金される。
バイナンスからバンドルカードにチャージ
続いて、バイナンスからバンドルカードにビットコインチャージする。
バンドルカードアプリ上での操作。ビットコインチャージ手続きを開始する。
入金用アドレスをコピーし、バイナンスでの出金先にする。
ネットワーク手数料を加味した受取額が、バンドルカードアプリに表示されるビットコイン額にぴったり一致するように、金額を指定する。
トランザクション待ち→承認待ち→チャージ完了
になり、残高が増えたことを確認できれば終了だ。筆者が試した時は、20分程度を要した。
注意点とデメリット
- 手数料が高い
バイナンスから出金する際、ネットワーク手数料が0.0005BTCがかかってしまう。2021年10月18日のレートでは、上限額の30,000円チャージで約11%の手数料率だ。
また、前述の通り、手数料を加味した金額を送金しなければならない、という面倒臭さがある。
まとめ
間接的ではあるが、NiceHashの残高でバンドルカードにチャージできることが分かった。
特段メリットがあるわけではないので、何かしらの理由で国内の取引所を用意できない人向け、といったところだろうか。
今回は、個人的に興味があったので、試してみた限りだ。
Featured Image:CoinGecko,Twitter – バンドルカード
コメント