日本での発売も決定した2021年秋のハイエンド「Xiaomi 11T」が届いたので、開封します!
グローバル版をAliExpressで購入
購入したのは、グローバル版のCelestial Blue 128GBモデル。AliExpressワールドプレミアセールにて、449ドル(49,340円)だった。
Xiaomi 11Tのスペック
CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 1200-Ultra |
メモリ(RAM) | 8GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB/256GB UFS3.1 |
寸法 | 164.1×76.9×8.8mm |
重さ | 203g |
ディスプレイ | 6.67インチ 有機EL リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:480Hz コントラスト比:5,000,000:1 10bit,HDR10+,800ニト(ピーク時1,000ニト),Gorilla Glass Victus |
背面カメラ | 超広角:8MP f2.2 標準(広角):108MP f1.75 テレマクロ:5MP f2.4 |
インカメラ | 16MP f2.45 パンチホール |
バッテリー | 5000mAh 67W |
対応バンド | 5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G: LTE TDD: B38/40/41/42 |
その他の特徴 | サイド指紋認証・顔認証,IP53,ベーパーチャンバー冷却, NFC,GPS,赤外線センサー,デュアルスピーカー,技適あり |
個人的に気になるのが、500万画素のテレマクロカメラ。他機種で採用されている超広角マクロと比較したい。勢いを増すMediaTekのSoC「Dimensity 1200-Ultra」の性能にも注目している。
国内モデルでも、FeliCa(おサイフケータイ)には対応しない。
開封
なんと、ポストにそのまま投函されていた。
スマホこの状態でポストに入ってたんだがww
— PC人間 (@pcningen) October 19, 2021
日本郵便さん絶対内側から入れたろ pic.twitter.com/mH2dymIXHm
MP3プレイヤーの表記になっており、物品金額が過少申告されているため、郵便局は悪くない。
箱
銅色に輝く”11”の文字。
AliExpress Standard Shippingは安定の中華配送クオリティ。9月23日に注文し、1ヶ月弱で到着した。
付属品
同梱品は、本体,保護ケース,充電器,Type-A to Cケーブル,説明書,SIMピン。
67W急速充電器を含め、付属品が充実しているのも嬉しいところ。他社も見習ってほしい。
本体
端末を取り出すと、本機の特徴がひと目で分かる。108MPカメラとMediaTek SoCは初体験なので、楽しみだ。
外装フィルムを剥がす。この瞬間、何度やってもたまらない。
本体・デザイン
「Xiaomi 11T」の背面デザインを見ていく。
今回は、セレスティアルブルーを選択。薄い水色~青のグラデーション。
角度や照明によっては、赤・緑・黄に輝き、独特の高級感を放つ。
独立したステレオスピーカーや赤外線ブラスターが見える。「Mi リモート」アプリで、家電のリモコン代わりになる。
最近の機種にしては、カメラの出っ張りが控えめ。SIMカード約1.5枚分。
ケース
付属の保護ケースを付けてみた。
素材は柔らかいTPU製。角からしっかり保護してくれるが、すぐに黄色く変色しそう。
重量
重さは、実測値で201グラム、ケース付き222グラムだった。
起動
美しいデザインが確認できたところで、いざ起動!
MIUI Global 12.5.3がインストールされていた。
もちろん、日本語にも対応。
セットアップが終了すると、見慣れたホーム画面へ到着。
技適マークも確認できたので、日本国内でSIMカードを入れた運用も可能だ。
ファーストインプレッション
Xiaomi 11Tを手にとった第一印象は「軽い・平べったくてデカい」。フラットディスプレイと背面の丸みが、そう感じさせたのだろう。
ベンチマーク
気になる「Dimensity 1200-Ultra」の性能をチェックする。
Antutu Benchmark
Antutuベンチマーク V9.1.7での結果は578,115点。内訳は画像の通りだ。2年前のハイエンドSoC「Snapdragon 855」と同程度のスコアで、動作には全く不満が無いレベルと言えるだろう。
注目すべきは温度。2.7℃しか上昇せず、かなり安定している。実行中もほんのり温かくなる程度に留まった。Snapdragon 888と比べて発熱が抑制されており、ゲームプレイ等で有利に働く可能性がある。
Strage Test
Antutu BenchMarkのストレージ速度の評価テストも実施した。
結果は53,137点で、UFS3.1らしいスコアが出た。
GeekBench 5
続いて、GeekBench 5で計測。
CPUスコアはシングル851/マルチ2,753、GPUはOpenCL4,998・Vulkan4,783。
Snapdragon 888を搭載する「vivo X60 Pro+」がそれぞれ1,123/3,657、4,585・4,619であり、CPUは劣るものの、GPUは上回る結果となった。
これらの結果から、「Dimensity 1200-Ultra」はハイエンドに相応しい性能であることが分かった。
カメラ
背面カメラは標準・超広角・テレマクロのトリプル構成。
標準(広角) | 108MP | f1.8 | 1/1.52″ | 0.7µm |
超広角 | 8MP | f2.2 | 1/4″ | 1.12µm |
テレマクロ | 5MP | f2.4 | 1/5″ | 1.12µm |
メインの108MPセンサーには最新ではない「ISOCELL HM2」を採用。また、OISを搭載しない。
取り急ぎ、写真を撮影したので、作例を掲載する。
標準(広角)
はじめに、通常モード(12MP)で撮影。
日中だが、全体的に暗めになってしまった。
こちらは後ろの空を含め、Xiaomiらしい鮮やかな色が出た。
108MPモード
続いて108MPモードで撮影。
看板の文字を見ると、確かに1億画素は解像感がある。
逆光
太陽に向けて撮ると、大きいレンズフレアが発生。奥の木々も黒つぶれしているため、HDR性能は弱いと言える。
夜間
暗所での撮影は、暗めで手ブレしたような画になった。実際の暗さに近い。
超広角
超広角レンズも、明るさに欠ける。必要十分といえばそうだが、ハイエンド機慣れしていると物足りかもしれない。
夜間
標準レンズよりもさらに暗い。手ブレも酷く、これでは使い物にならない。
テレマクロ
以前から試したかったXiaomiの500万画素テレマクロカメラ。やっと入手できた。
3-7cmの距離でピントが合う2倍望遠レンズを搭載。超広角マクロと比較して、自身の影が入りづらく、クオリティ向上が期待できる。
葉っぱを撮ってみた。期待どおり大きく・細部まで描写できている。コレはかなり使えそうな予感…
蕾の毛一本一本までしっかりと映っている。
AF付きだが、フォーカス合わせに時間がかかる場合があり、結構難しい。慣れが必要かもしれない。
背景には、独特のボケが出た。
花弁もこんなに寄れてしまう。よく撮れた時には、本当に良い画になる。
Galaxy Z Fold3の画面内カメラ。こういう場面でも活躍する。
「Xiaomi 11T」のカメラは、尖った性能ではないものの、十分に撮影を楽しめると感じた。動画やその他の機能については今後の詳細レビューでお伝えしたい。
Xiaomi 11Tの日本発売日・価格
日本国内での価格・発売日が正式発表され、予約が開始された。
発売日:2021年11月5日
価格:54,800円(税込)
また、台数限定の先行予約特典として、5,000円オフとなる。先着順で、期間は2021年10月21日~11月4日。
お待たせしました!
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) October 21, 2021
Xiaomi 11T Pro 税込69800円から
Xiaomi 11T 税込54800円から
🔥本日予約受付開始 *
10/21~11/4 先行予約特典実施中‼️
先着順✨特別価格で5000円OFF🤩
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OCNモバイルONE
※終了
大人気格安SIMOCNモバイルONEでは3月のスマホセールを実施中。
Xiaomi 11Tがセール特価「41,190円」で購入可能!
月額基本料は770円~/1GBで利用でき、お得感が高い。期間は3月16日(水)11時までだ。
※終了
大人気格安SIM「OCN モバイル ONE」では、2022年2月のスマホセールを実施中。「Xiaomi 11T」が、セール特価「28,400円」で購入可能!
以前よりも更に値下げされ、過去最安値を更新した。
月額基本料は770円~/1GBで利用でき、お得感が高い。期間は2月25日(金)11時までだ。
※終了
大人気格安SIM「OCN モバイル ONE」では、2022年1月のスマホセールを実施中。
「Xiaomi 11T」が、セール特価「32,000円」で購入可能!
以前のキャンペーンと比較して、さらに値下げされている。
月額基本料は770円~/1GBで利用でき、お得感が高い。期間は1月21日(金)11時までだ。
※終了※
大人気格安SIM「OCN モバイル ONE」では、12月のスマホセールを実施中。
「Xiaomi 11T」が、他社からの乗り換えで13,000円オフの「43,409円」で購入可能!
月額基本料は770円~/1GBと、お得感が高い。併せてSIMカードをお探しの方には”チャンス到来”と言っても良いだろう。
期間は12月24日(金)11時までとなる。iPhoneをはじめとした、Xiaomi以外のスマホも対象なので、是非一度チェックしてみよう。
※終了※
11/3追記:ひかりTVショッピングで「Xiaomi 11T」を購入&OCNモバイルONE回線契約で最大18,000円のキャッシュバックが受けられる。
IIJmio
格安SIM「IIJmio」でも、Xiaomi 11Tがおトク!
通常一括47,850円、ギガプランMNP限定特価適用で、一括25,950円となる。
Xiaomi 11Tの購入先
Xiaomi 11Tの海外版は以下のショップで入手できる。
- AliExpress
- Etoren
AliExpress
今回の購入でも利用した「AliExpress」。クーポンを配布していることも多く、安く購入したい場合にはおすすめ。10月20日時点では、500.32ドルで販売されている。
Etoren
Xiaomi 11Tの購入は、海外通販サイト「Etoren」がおすすめ。
税込表示で配達時の税金(関税/輸入消費税)の支払いが不要。1年間の製品保証が付帯しており、修理依頼が可能な点も嬉しいところ。
何度かお世話になっていますが、注文から3日で届いたこともあります!
日本語でのサポートも充実しており、海外通販初心者でも簡単に買えるので、チェックしてみよう!
まとめ
「Xiaomi 11T」は初の国内Xiaomiハイエンド機。ここに来て投入してきた意義は大きいと思う。
日本のスマホ市場を大きく掻き回してほしい。そんな期待を込めてこの端末を楽しみたい。
Source:Xiaomi Japan
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