Twitterを眺めていると、トレンド入りしたハッシュタグと共に、「1億円」「10億円」などの預金残高の画像を載せた”稼げる系”のツイートを目にすることも多いだろう。
こうした投稿は十中八九詐欺だが、本記事ではこのような画像を実際に作っていく。
「100億円」コラ画像の作り方
デベロッパーツールを開く
Google Chromeで数値表示を変えたいページにアクセスする。今回は某大手都市銀行のサイトを使って試した。
「F12」キーを押下し、デベロッパーツールを開く。
要素を選択する
デベロッパーツールの左上にある矢印を押す。
変更したい部分(今回であれば金額の部分)をマウスポインタで選択する。
HTMLを編集する
選択した行が開くので、右クリック後「Edit as HTML」を選ぶ。
編集画面になり、任意の数値に変更する。範囲外をクリックすると、終了できる。
数値が変更されていることを確認しよう。
スマホ風コラ画像の作り方
ここからはスマホ風画面の作成方法を見ていく。上記手順の続きとなる。
レスポンシブ表示テストをする
ツールの左上にあるスマホ・タブレットのマークをクリックすると以下のような画面が表示される。
お好きな端末を選ぶこともできる。今回はiPhone Xを選択。
画像を転送し、表示させる
先程の画面のスクリーンショットをスマホに転送する。「写真」アプリなどで切り取り、良い感じに拡大すれば完成だ。
Twitterのフォロワーを1億2千万人にしてみる
同様の方法で、Twitterのフォロー・フォロワー数表示を変更することができる。
フォロワー数を、日本の総人口である123,334,135人にしてみた。
(参考:総務省統計局)
まとめ
このように、簡単に数値を弄れることが分かった。
これらの編集は端末上で表示を変更しているだけであり、実際にサーバーにある数値を改変しているわけではない。当然、銀行口座の残高が突然増えることもない。
くれぐれも、今回紹介した方法を使って騙したり、騙されたりしないように注意しよう。
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