Metalカード到着!Revolutの魅力とメリット・デメリットまとめ

お得情報

当ブログにも度々登場する決済アプリ「Revolut(レボリュート)」。2022年1月に最上位プラン「メタル」が日本で解禁され、金属製カードの発行を開始した。

筆者が注文した”ラベンダー色”の質感をチェックすると共に、Revolutの使い勝手やメリット・デメリットについてまとめる。

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Revolutとは?

「Revolut」はイギリス発のチャレンジャーバンク。2015年に設立され、2020年に日本参入した。決済や送金などのフィンテックサービスを提供し、顧客は1,400万人以上にのぼる。

日本国内では資金移動業者として登録されており、本人確認後すぐにバーチャルVisaデビットカードが発行される。

日本で使える機能

国内で使える「Revolut」の主な機能は以下の通りだ。

特徴
  • 物理Visaデビットカード
  • バーチャルVisaデビットカード
  • 使い捨てバーチャルVisaデビットカード
  • Google Pay
  • 30カ国以上の外貨両替
  • 個人間送金
  • 資金のATM出金
  • 貴金属購入(金・銀)
  • クーポン
  • 予算管理機能

銀行口座やクレジット・デビットカードから入金する「プリペイド式ウォレット」だが、発行されるカードは”デビットカード”として扱われる。

なお、デビット・プリペイドカードから入金した残高は、基本的に出金・送金できない。

基本年会費は無料

Revolutには、3つの価格プランが用意されている。

プランStandardPremiumMetal
月額料金無料980円1,980円
無料外国為替取引/月750,000円無制限無制限
無料ATM引き出し/月25,000円50,000円100,000円
サポート通常優先優先
カード通常特別デザイン特別デザイン(金属)
還元率なしなし1%(5,000円/月迄)
LoungeKeyなしあり(有料)あり(有料)
フライト遅延時の
ラウンジ利用
なし本人+1名本人+3名

プレミアム・メタルの会員料金は、年払いを選択することで各9,800円・19,800円となる(2ヶ月分お得)。

Standardプランでも、おトクな外貨両替・決済といった基本機能は網羅しているため、気軽に始められる。

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メリット・デメリット

良い点
  • 外貨決済が超おトク
  • 入金元のポイントが付く
  • 汎用性の高いVisaカード
  • 使い捨てバーチャルカード
  • 使いやすいアプリ
悪い点
  • Apple Pay非対応
  • 土日の外貨両替は手数料がかかる
  • サポートが英語

外貨決済が超おトク

Revolutの魅力はなんと言ってもコレ。外貨建の取引で真価を発揮する。

一般的なクレジットカードの外貨決済では、2~3%程度の手数料が発生する。一方のRevolutは為替手数料がほとんどかからず、海外旅行・通販の強い味方となる。

以前、筆者が外国製ソフトを購入した際には、インターバンクレート(銀行間取引レート)に限りなく近い1ドル≒110.17円で決済ができた。(相場は2021年7月21日時点)

Revolut
為替手数料がほとんどかからず支払いが完了していることが分かる

海外通販をよく利用される方の必須サービスと言えるだろう。

入金元のポイントが付く

Visa・Mastercardでのチャージ方法が用意され、ポイントを2重・3重取りできる。

クレジットカード→Kyash→Revolut
クレジットカード→au PAY プリペイドカード→Revolut

上記のようなフローが有名。後者は常時還元率1.5%以上を叩き出せるため、非常に人気だ。

また、PayPayやd払いなどのQRコード決済に紐付けも可能で、それらのキャンペーンとの併用でさらなる高還元を目指せる。

PC人間
PC人間

銀行振込限定でのキャッシュバックも度々開催されています!

汎用性の高いVisaカード

Revolutは、汎用性が高いデビットカードとして扱われる。日本国内で流通しているブランドプリペイドカードでは弾かれる加盟点でも使える場合が多い。

サブスクリプションサービスはもちろん、一部の公共料金や携帯料金の支払いも可能だ。

使い捨てバーチャルカード

一度切りのVisa番号を発行する”Disposable Virtual”機能がある。

Disposable Virtual
仮想カード

リスクの高い怪しげな(?)サイトなど、相手にカード情報を渡したくない場面で重宝する。

こうした点からも、Revolutは「海外通販に最適なカード」だと言える。

使いやすいアプリ

アプリが非常に使いやすい点も継続利用において重要なポイント。さすがフィンテック企業!と言いたくなるUXだ。

Revolut

個人的に好きなのが「予算管理機能」。月々の予算を設定し、支出割合を教えてくれる。MoneyForwardといった日本製家計簿ソフトとの連携こそないものの、アプリ内で十分完結できるクオリティだ。

また、生体認証によりカード番号が暗号化されるため、セキュリティー面も安心だ。どこぞの銀行のク○アプリとは違い、複数端末でログインできるのもGood Point。

Apple Pay非対応

ここからは、デメリットや残念な点を挙げる。

1つ目は、Apple Payに非対応であるということ。諸外国では利用できるが、日本で発行されたカードは未だにNGだ。iPhoneのリージョンを変更しても登録できなかった。

Revolut Google Pay
複数枚を使い分けできる 画像:Google Pay

ちなみに、Google Payには対応しており、Visaのタッチ決済が利用可能だ。

土日の外貨両替は手数料がかかる

気をつけたいのが、休日の為替手数料ニューヨーク時間の週末(金曜日17時~日曜日18時)の両替・外貨決済には、1~2%の追加費用が発生する。

日本時間:土曜日午前7時~月曜日午前8時
(サマータイム:土曜日午前6時~月曜日午前7時)

土日付近を避けて、予め両替しておくのが良いだろう。

サポートが英語

問題が生じた際は、アプリ内のチャットで連絡することになる。

だが、やり取りは全て英語だ。

機械翻訳を使用する場合、細かいニュアンスが伝わらずトラブルになるケースも散見される。金銭を扱うサービスだけに、早期の日本人スタッフ増員を要望したい。

メタルプランの疑問

ここからは、日本上陸を果たした「メタルプラン」について見ていく。

前述の通りメタルプランは月額1,980円で、金属カードの発行や追加のサービスを受けられる。

プラン解約後も金属カードは使えるのか?

Revolutメタルカードは、プランをダウングレードしても引き続き使用できるとのこと。

以下、チャットでの問い合せ回答内容原文だ。
In case you downgrade the plan, you can still use the metal card without any problem but you should be charged a downgrade fee.

ただし早期解約の場合、以下の違約金が発生する。

  • 14日以内…カード発送済みの場合、6,000円+送料を請求
  • 14日以降、10ヶ月以内…月額プランは2ヶ月分(3,960円)、年額プランは返金なし
  • 10ヶ月以降…手数料無料、返金なし。

Source:Revolut

キャッシュバックについて

2022年3月31日まで、メタルプランのユーザーを対象に5%キャッシュバックが実施される。

Point
  • 5%キャッシュバック(上限5,000円/月)
  • 3月31日までの決済確定分
  • “1ヶ月”のサイクルはアップグレード日から計算される
  • カードの種類は問わない
  • 外貨取引も対象
  • 通常時還元率1%

キャッシュバックの付与は決済確定ベースで行われる。3月末ギリギリでの利用は対象外となる恐れがあるため注意が必要だ。

メタルプランが有効の間は、バーチャルカードや通常カードでの決済もキャッシュバック対象となる。

単純にメタルカードが欲しいだけの人は、違約金を含めた5ヶ月分の料金を支払い4月に解約するのが良いだろう。198,000円支払えば元が取れる(月の上限に注意!)

対象外決済は?

公式ブログには「電子ウォレット、銀行口座、金融サービス、取引プラットフォーム、ギャンブルサイト、特定のプリペイドカード、またはギフトカードへの支払いなど」が対象外である旨が記載されている。

実際に筆者が試した結果は以下の通りだ。

対象
対象外
  • モバイルSuicaチャージ
  • モバイルPASMOチャージ

また、ソフトバンクまとめて支払いなどのキャリア決済もNGのようだ。

※対象の有無は、筆者が独自に検証した結果です。今後変更される場合があります

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金属製「メタルカード」レビュー

さて、筆者の手元に”ラベンダー色”メタルカードが届いた。

質感

券面はシンプルで、小さいICチップを採用。

Revolut メタル ラベンダー
名前は左下に印字

色はシルバーに近く、斜めから見ると薄紫に見える。マットな質感ながらも、金属感はしっかり残っており、それなりの高級さがある。

Revolut メタル ラベンダー
番号の印字が出っ張っている

カード番号や有効期限、セキュリティコードは裏面に集約されている。表と裏で色の見え方が少し違う。

Revolut メタル ラベンダー

ロゴは凸凹していて光を反射する。

Revolut メタル ラベンダー

Visaマークは独特の横線あり。

Revolut メタル ラベンダー

この通り側面も光っている。

重さ

Revolut メタル 重さ

重さは18グラムで、普通のカードの3.5倍くらいだ。

PC人間
PC人間

アメックスプラチナと同じくらいだそうです。

落とした時の音

落下させた時の音はこんな感じ。

全体的にプラスチックカードとは明らかに異なるので、満足感はあると思う。

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まとめ

Revolutカード

Revolutは個人的にも買い物で頻繁に利用している。アプリのUIを含めて、非常におすすめできるフィンテックサービスだ。

メタルカードが欲しい方やVisaカードをお探しの方等…この機会に登録してみては如何だろうか。

Link:Revolut

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