ついに正式リリースされたiOS 15。雨音や川の音が聴ける「バックグラウンドサウンド」を使ってみた。
バックグラウンドサウンドとは?
バックグラウンドサウンドは、iOS 15で実装されたアクセシビリティ機能のひとつ。ホワイトノイズを流すことで周囲の雑音を取り除き、作業の集中力を高める。
アプリを入れることなく、雨や川・海の音を聴くことができる。
アップデート後に、コントロールセンターに”耳のアイコン”が現れたことに気づいた方も多いだろう。
バックグラウンドサウンドを使う方法
設定アプリで有効化
設定アプリを開き、コントロールセンターの設定に移動。

”コントロールを追加”から「聴覚」の隣の+ボタンを押す。
すでに”含まれているコントロール”欄にある場合は、そのままにしておく。
コントロールセンターを開く
iPhoneの右上からスワイプし、コントロールセンターを展開。

耳のアイコンをタップしよう。
雨音を楽しむ

バックグラウンドサウンドを”オン”にすれば音声が流れ始める。スピーカーやイヤホン、ヘッドホンで再生可能だ。
雨の他にも、以下のサウンドが用意されている。

- バランスの取れたノイズ
- ブライトノイズ
- ダークノイズ
- オーシャン
- ストリーム
個人的には、ストリームが気に入った。川のせせらぎを想像させるサウンドで、長時間でも不快感が少ないと感じた。
なお、AirPods Pro等の対応デバイスでは、「ライブリスニング」や「ヘッドフォン音量」の機能が利用できる。
まとめ
眠れない夜や勉強の時にピッタリの機能だと思う。他メディア再生時にも利用できるため、オンライン学習や会議での集中力向上も期待できそうだ。
細かい新機能でのUX向上こそがiOSの魅力であり、今後も様々な要素の追加を楽しみに待ちたい。
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