【動作検証済】iPadで使えるSSD。写真・動画の転送に最適!

iPad対応 SSD iOS

iPadの容量が不足している。iPadの写真・動画を外付けドライブに移行したい。本記事では、そんな方におすすめのSSDを紹介し、実機検証する。

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購入したSSD「SSD-PGC480U3-BA」

今回は480GBをチョイス。必要に応じて250GB~1.9TBまで選択できる。

USB-Cケーブルが付属し、外部電源も不要のため、これひとつで完結する。

商品説明にはiPad対応は謳われていないが、実際に以下の環境で動作確認できた。

動作検証済み端末iPad Pro 11インチ (第1世代) 2018年モデル
iPad Pro 11インチ (第2世代) 2020年モデル
動作検証済みOSiPadOS 14.7

USB Type-C端子を搭載するiPadであれば、基本的に動作すると思われる。

USB-C搭載iPad一覧
(2021年9月10日時点)
iPad Pro 11インチ (第1世代) 2018年モデル
iPad Pro 12.9インチ (第3世代) 2018年モデル
iPad Pro 11インチ (第2世代) 2020年モデル
iPad Pro 12.9インチ (第4世代) 2020年モデル
iPad Air (第4世代) 2020年モデル
iPad Pro 11インチ (第3世代) 2021年モデル
iPad Pro 12.9インチ (第5世代) 2021年モデル
上記端末対応OS
(2021年9月10日時点)
iOS 12
iPadOS 13以降

Lightning端子を搭載した無印iPadなどでは、以下のような変換アダプタが必要だ。(動作未確認)

開封

SSD-PGC480U3-BA

同梱品は本体とUSB-Aケーブル、USB-Cケーブル、マニュアル。

SSD-PGC480U3-BA

デザインは至ってシンプル。厚みは約1.1cmとSATAタイプのSSDとしては標準的と言える。

SSD-PGC480U3-BA 外観

大きさを4.7インチのiPhoneと比較した様子。

SSD-PGC480U3-BA 84g

重さは84グラムと、持ち運びにも最適だ。

SSD-PGC480U3-BA

このように、付属のケーブルで直接iPadに接続できる。電力不足になることもなく安定して動作した。

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“読み出し専用”の対処法

iPadOS 14以前ではファイルフォーマット「exFAT」のみ対応している。

初期状態のSSDをiPad OS14.7のiPad Pro(2018年モデル)に接続したところ、読み出し専用という表示になった。

読み出し専用

SSDをWindows PCに接続してプロパティを見ると、「NTFS」でフォーマットされていることを確認できる。

SSD-PGC480U3-BA

ちなみに、2021年秋以降に登場のiPadOS 15では正式に「NTFS」をサポートすることが予告されているため、ここからの作業は不要となる。

exFATでフォーマットする手順

SSDを認識しない場合、以下の手順で一度フォーマットすると良い。iPad単体ではできないため、Windows PCまたはMacを用意する。

PCに接続し、エクスプローラーを開く。

フォーマット

対象のドライブを右クリックし、フォーマットを選択。

exFATフォーマット

ファイル システム「exFAT」を選び、開始。

フォーマットが完了しました。

クイックフォーマットの場合、数秒程度で完了する。

iPadの写真/動画をSSDに移す方法

付属のケーブルでSSDを接続する。

iPad ファイル

iPadの「ファイル」アプリでSSDを認識していることを確認する。

iPad 写真

「写真」アプリを開き、右上の”選択”をタップ。

iPad 写真

移動したい画像・動画をタップして選択。

iPad 写真
写真を右から左にスワイプすることで、一括選択できる

左下の共有ボタンを押すと、ポップアップが出現。下にスクロールし、「”ファイル”に保存」を押下する。

iPad ファイルの保存

先程ファイルアプリで確認したSSDを選択し「保存」を押す。

iPad SSD
この時、フォルダを作ることもできる。

無事、SSDに画像が保存されたことを確認!

iPad SSD

動画再生も問題なく行えた。

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SSDから写真/動画をiPadに取り込む方法

今度は、逆にSSD上の画像・動画をiPadに移行してみる。

”ファイル”アプリを開き、左カラムからSSDの中身を閲覧する。左上の「選択」を押し、移したい画像・動画をタップする。

iPad SSD 選択

左下の”共有”から、「画像を保存」を行う。

iPad SSD 画像を保存

”写真”アプリに戻り、写真・動画がiPad本体に保存されていることを確認すれば終了だ。

iPad 写真

作業が終わったら、ファイルアプリを終了した後、SSDを取り外そう。

まとめ

SSD-PGC480U3-BA

外部アプリからもSSDの中身を参照できるなど、思ったよりも良くできている、というのが使ってみた感想。例えば、動画編集アプリ「iMovie」では内部に取り込まなくても素材を使用できる。

今後のiPadOSのアップデートでさらに利便性が向上すると予想されるため、新機能追加の際は追記したい。

iPadの容量不足やデータ移行でお悩みの方は、本製品を購入してみては如何だろうか。

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