Galaxy Z Fold3でSペンを試す。手書き文字認識凄くない?

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Galaxy Z Fold3用「Flip Cover with Pen」が届いたので、Sペンとケースを試す。

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開封

購入したのは「Flip Cover with Pen」。Galaxy Z Fold3のケース(カバー)とS Pen Fold Editionのセットだ。

ケースはレザー調でSamsungロゴが刻まれている。中央にはSペンの収納ホルダーが付属。

内側はさらさらとした質感で、本体をしっかりと保護できそう。

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Flip Coverを装着

「Galaxy Z Fold3 5G」の本体に装着してみる。

外観

厚みが結構増すが、カメラの突起がなくなり机に置いた時にガタガタしなくなる。

電源ボタン(指紋センサー)・音量ボタン部分はくり抜かれている。

Sペンが収納でき、本体と一緒に持ち運べる。

ホルダー部分は取り外せるので、普通のカバーとして使うことも可能。

重さは本体・Sペン込みで343グラム。Sペンは実測で7グラムだった。

iPad mini(第5世代)の298グラムと比較しても、ずっしりとした塊を持っている感じがする。

S Pen Fold Editionレビュー

続いて、S Pen Fold Editionを試す。

外観

サイズは普通のペンよりも一回り小さめ。

折りたたみスマホ専用設計の「Fold Edition」で、従来のGalaxy NoteやTabシリーズでは使用できない。

ペン先が柔らかいとの噂があったが、実際に指で触っても柔らかさは感じない。

Sペンの書き心地

今回は、スマホ本体に最初から貼られている保護フィルムの上から使用する。(剥がすことは推奨されていない。)

Sペンをメインディスプレイに近づけると、丸い点が現れる。

とても滑らかでスムーズに書けるという第一印象。120Hzの高リフレッシュレートの恩恵だろうか。

画面が凹んだり、跡が残ったりすることもなく、折りたたみ式ディスプレイであることを感じさせない。

折り目の部分でも問題なく描画可能で、違和感は全くない。

4,096段階の筆圧感知にも対応し、本物のペンさながらの使い心地だ。

また、本機の目玉機能である”Under Display Camera”の上でも認識する。

Apple Pencliと比較

スタイラスペンといえばApple Pencil。iPad Proとの組み合わせと対決!遅延の大小をスロー撮影で比較した。

左:Apple Pencil 右:S Pen Fold Edition

Apple Pencilと比較すると、やや遅延は大きいことが分かる。並べて書き比べると、確かにApple Pencilの方が一枚上手だと感じた。

ただし、比べて始めて分かる程度の違いでしかなく、Sペンの書き心地も十分なクオリティ。実使用において遅れを感じることは全くない。

手書き文字認識が凄い!

一番驚いたのが、手書き文字認識。まずは、以下の動画を見ていただきたい。

要するにiPadで言うところの”Scribble”だ。日本語対応している点もさながら、認識精度も非常に高く、実用的な機能だ。

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メリット・デメリット

ここからは使って感じた「Flip Cover」「S Pen Fold Edition」の良い点・悪い点を挙げていく。

Flip Coverの良い点

  • さすが純正!クオリティは高い
  • 取り外し可能なSペンホルダー

さすが純正!クオリティは高い

Samsung純正品であり、全体的な質が高い。サードパーティ製品をいろいろ試すよりは、これひとつ買っておくのが良いと思う。

取り外し可能なSペンホルダー

机に置いてノートを取る、という場面ではホルダーが邪魔になるため、取り外し推奨。この点も含めて良く考えられている。

Flip Coverの悪い点

  • 重い
  • 開きづらい
  • カバー側のディスプレイに磁性がない

重い

ただでさえ重いFoldがさらに重くなってしまう。仕方ないけどもう少し改善してほしい。

開きづらい

構造上どうしても、開いた状態でケースの横幅が出てしまう。本体の差分がヒンジに収納されるの対して、ケースはそのまま伸びるため、開きづらいと感じた。

カバー側のディスプレイに磁性がない

外側に磁力がないため、勝手にカバーが開いてしまう。また、小窓も無いため、サッと確認できるカバーディスプレイの良さが潰されている。

これらを踏まえると、外側のカバーは無くても良いのでは?と思ってしまう。

Sペンの良い点

  • 抜群の書き味
  • 充電いらず

抜群の書き味

前述の通り、書き心地に関しては文句なしだ。懸念していたディスプレイの耐久面もクリアしており、大画面の折りたたみスマホには必須アイテムとなるだろう。

充電いらず

「S Pen Fold Edition」に関してはペンの充電が不要で、寿命を気にせず使える。

上位の「S Pen Pro」はバッテリー式だが、Bluetooth接続でのエアコマンドなどが利用できる。

Sペンの悪い点

  • カバーディスプレイで使えない
  • Galaxy Noteにはなれない
  • 戻るジェスチャーでフィルムが剥がれそうになる
  • 手書き文字認識はGalaxyキーボードが必須

カバーディスプレイで使えない

外側のカバーディスプレイではSペンを使用できない。書き始めるまでのアクションが多く、素早くメモを取るといった用途には向いていない。

Galaxy Noteにはなれない

持ち運び面やカバーディスプレイでの使用などの課題が残り、Galaxy Noteを代替するには至っていない。次回作では、本体へのペン収納を期待したい。

戻るジェスチャーでフィルムが剥がれそうになる

Sペンでもジェスチャーナビゲーションによる操作が可能。側面からSペンでスライドさせるときに、保護フィルムに引っかかるので、剥がれないが心配。

手書き文字認識はGalaxyキーボードが必須

検索ボックスなどでの手書き文字認識には、設定からGalaxyキーボード(Samsungキーボード)を有効にする必要がある。普段Gboadを使っているユーザーからすると少々不便に感じた。

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購入先

筆者は海外通販サイト「Etoren」で購入した。9月7日の注文で11日朝に到着。シンガポール発送にも関わらず4日で到着した。

税込み表示で追加の支払いもなく、初心者でも安心して買い物ができる。

PC人間
PC人間

初代Galaxy Foldの購入でもお世話になりました!

「S Pen Fold Edition」や「S Pen Pro」、「Leather Flip Cover」も販売されている。

まとめ

今回は、到着後すぐのファースト・インプレッションの内容となった。

今後しばらく使い倒して、Galaxy Z Fold3本体と合わせて詳細レビューする予定だ。

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