Galaxy Z Fold5/Flip5の実機をチェック!見た目以上に“大幅進化”

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先日のGalaxy Unpackedにて発表された「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」。

Samsungの旗艦店であるGalaxy Harajukuでは、さっそく新製品を体験できるコーナーが用意されている。

Galaxy Harajuku

本記事では、実機を触った感想をレビューする。

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Galaxy Z Fold5

横折タイプの折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」より、今期のメインカラーである「Icy Blue」が展示中。

型番はアメリカ仕向と思われる「SM-F946U1」となっており、専用の技適が取得されている。

前作「Galaxy Z Fold4」から、デザイン面での外観変化は乏しい。

最大の進化ポイントは「ヒンジ」だ。水滴形に画面を折り曲げる、いわゆる“ティアドロップ”形状をGalaxyシリーズで初めて採用した。そのため、折りたたみ時の隙間が0に近くなっている。Samsungはこれを「フレックスヒンジ」と命名した。

水滴形にディスプレイが曲がる

同様の構造は他社の折りたたみスマホでも使用されているが、IPX8規格の防水に対応した機種は本機と「HUAWEI Mate X3」などごく一部の機種に限られる。

以前は安定しなかったYouTubeの2カラム表示もバッチリ

折り目問題は、若干緩和されているように感じた。

メインディスプレイに埋め込まれた画面内カメラ(Under Panel Camera)は昨年同様だ。

スペックシート上は“地味な進化”という印象が否めないが、本体のビルドクオリティは確実に向上。手に取っただけで進化を感じ取れる一台となっている。

なお、同製品はスマホ専門店「イオシス」や、海外通販サイト「Etoren(イートレン)」にて発売が予告されている。

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Galaxy Z Flip5

続いては、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip5」。

SM-F731U1

ミント色が非常に美しい、というのがファーストインプレッション。

筆者も購入した昨年モデル「Galaxy Z Flip4」と比較して、カバー画面がかなり大型化した。

設定内の“ラボ”機能より、一部のアプリをカバー画面で使用するオプションを利用可能。

閉じた状態でYouTubeやマップを使える。

Z Fold5同様フレックスヒンジが採用され、隙間無しを実現した。

ティアドロップ形状であるものの、不自然に折り曲がっているという感じはせず、半折り状態でも違和感が無い。

やはり“折り目”はより目立たなくなっているようだ。

前作と比べてヒンジが柔らかくなっており、片手での開閉も容易。「無性にパカパカしたくなる」感覚に拍車がかかる。

全体的な品質も上がり、“大幅進化”といっても差し支えないモデルチェンジだ。

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まとめ:Fold5が欲しくなった

発表会を見た段階では「順当進化のマイナーアップデート」という印象だったが、実機に触れた瞬間にその感想は覆された。

例えるなら、Galaxy S22 UltraS23 Ultraの変化のように、「見た目は変わらずとも中身は全くの別物」なのが今回の2機種だ。

筆者は昨年、「Galaxy Z Flip4」を購入している。

1年間使用した感想は、毎回開くのが面倒で自分には合わなかった、というのが正直なところ。

Z Flip5ではカバー画面の大型化によりその問題は一部解消されたが、現段階では購入しない予定だ。

気になっているのは「Galaxy Z Fold5」の方。こちらも“買うつもりが全く無かった”が、実機を見ると欲しくなってしまった。

入手するとすれば海外版となるが、Z Fold3で経験したフィルム剥がれ問題がトラウマとなっており、非常に悩ましい。

世界最薄の折りたたみスマホ「HONOR Magic V2」も発表されており、何を購入するかもう少し考えてみようと思う。

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