先日の記事でお伝えした通り、型落ちとなった「iPhone 14」シリーズが家電量販店にて値下げされている。
SoftBankでは「iPhone 14 無印」に加えて、大画面モデル「iPhone 14 Plus」の投げ売りがスタートした。
iPhone 14 Plus「月々410円」
筆者が訪問したビックカメラ系列店のSoftBankコーナーにて、以下のキャンペーンPOPが掲示されていた。
他社からSoftBankへの乗り換え(MNP)で「iPhone 14 Plus」を購入し、「新トクするサポート」の加入・適用が条件。機種代金の負担額は月々410円・総額9,840円となる。
「新トクするサポート」は、いわゆる“返却プログラム”であり、一定期間後に端末をSoftBankに返却することで機種代金負担額を大幅に減らせる購入方法だ。
今回の場合、25ヶ月後の機種回収で残価相当額(116,370円)の支払いが免除される。実質的なリース・レンタル方式であり、最終的に端末が手元に残らない点には注意が必要だ。
「iPhone 14 Plus」128GBモデルが、“月々410円・総額9,840円”で約2年間使える!
契約プランは「メリハリ無制限+」または「ペイトク」を選択する必要がある。いずれも各種割引無しの場合、月額7,000~9,000円程度となるためお得感は乏しい。
22歳以下は、より安価な「スマホデビュープラン+」による新規契約・発番も対象となる。
端末のみ「月々1,326円」
「乗り換えると高くなるので今のプランを使い続けたい」という方は、回線契約せずに端末単体で「新トクするサポート」に加入することもできる。
同様の約2年後返却時の総負担額は“月々1,326円・総額31,824円”となる。
返却なし「116,376円」
「新トクするサポート」に加入した上で、2年後に返却せずに使い続けた場合でも、端末単体割引(-20,040円)と回線契約特典(-21,984円)を受けられる。
- 端末のみ(返却なし) … 138,360円
- 乗り換え(返却なし) … 116,376円
ただし「iPhone 14 Plus」はApple公式でも値下げされている。同モデルは124,800円で入手できるため、乗り換えの場合でも1.3万円程度のメリットに留まる。
今後「1円」が登場か
「iPhone 14 無印」は月々1円~2円と、3キャリアほぼ横並び状態となっている。「iPhone 14 Plus」に関しては、記事執筆時点でドコモ・auによる追随は見られなかった。
例年iPhoneの値段が下がる年末年始に向けて、さらなる施策強化が見込める。
そのため、SoftBank以外の他キャリアの動向を注視しつつ、安くなるタイミングを狙うのが賢明な判断と言えるだろう。
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